名称・・・ラワン(Lauan)
その他呼び名・・・
セラヤ(サバでの呼び名)、メランチ(マレーシア、インドネシアでの呼び名)、フィリピンマホガニー(英名での呼び名)
科目・・・フタバガキ科–(–)属・広葉樹・散孔材・被子植物
学名・・・
産地・・・フィリピン、マレーシア、インドネシア、インド
性質・・・木理:交錯、辺心材の境目:明瞭、肌目:粗、硬さ:軟~中、腐食耐久性(耐朽性):弱~中、磨耗耐久性:{弱/中/強
気乾比重:0.38~0.64
平均収縮率%(柾目方向):
平均収縮率%(板目方向):
曲げ強度MPa:
圧縮強度MPa:
せん断強度MPa:
曲げヤング係数GPa:
加工性・・・鋸挽:容易、鉋掛:容易、釘打保持力:{弱/強、糊付接着性:{良好/不良、乾燥:やや困難、塗装性:{低/中/高
用途・・・造作材、合板材、家具用芯材
価格・・・☆
無節材(2000x210x34㎜)30万/㎥
メーカー・・・
一般流通サイズ・・・平割:24㎜、34㎜
その他・・・
フタバガキ科の広葉樹の総称。「ラワン」はフィリピンでの呼び名。きわめて多数の種類が含まれる。大きくホワイトラワン、レッドラワンに分けられる。ヒラタキクイムシなどの虫害にあいやすい。フタバガキ科の通性として垂直樹脂道を多くもつ。材色により便宜的に3グループに分ける。赤ラワン類にはタンギール、レッドラワン、マヤピス、アルモンなど、白ラワン類にはホワイトラワン、バグチカンなど、黄ラワン類にはマンガシノロなどが含まれる。日本の合板用材の最も主要なものであり、パーティクルボード、ファイバーボードの原料として大きい部分を占めている。材組織は均一で光沢に富むが、大きな気孔が見られる。乾燥時に狂いが出やすい。
備考・・・
「ラワン」という樹種はないんですね。「SPF」の名称と似たような感じでしょうか。でもSPFはどれも見た目が似てますけど、赤ラワンと白ラワンじゃ見た目が全然違うと思うのです。・・・でも塗装すれば判らないですか。