ホワイトラワン

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名称・・・ホワイトラワン(White lauan)

その他呼び名・・・

ライトレッドフィリピンマホガニー、シロラワン

科目・・・フタバガキ科Pentacme属・広葉樹・散孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Pentacme contorta

産地・・・フィリピン

性質・・・木理:交錯、辺心材の境目:不明瞭、肌目:粗、硬さ:軟~中庸、腐食耐久性(耐朽性):やや弱、磨耗耐久性:中

気乾比重:0.44~0.59

平均収縮率%(柾目方向):0.16

平均収縮率%(板目方向):0.26

曲げ強度MPa:

圧縮強度MPa:

せん断強度MPa:

曲げヤング係数GPa:

加工性・・・鋸挽:やや困難、鉋掛:やや困難、釘打保持力:やや弱、糊付接着性:良好、乾燥:やや困難、塗装性:{低/中/高

用途・・・建具、家具、合板

価格・・・☆

無節材(2000x210x34㎜)30万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

 

その他・・・

ラワン・メランチ類の中では最も淡色で、最も軽軟な材。斑の模様明瞭繊細。第二次大戦後急速に消費量の増えたラワン材は、最初に材質も良く伐採環境の良いフィリピンミンダナオ島のラワン材から使い始まり、次に材質がやや落ちるボルネオのサバ州の木材を消費し、更にカリマンタンの山岳地帯のメランティ材を伐採し、ラワン系の木材が分布している最遠地点であるタリアブ島のメランティを切り尽くして丸太の輸入が不可能になった。現地の資源の枯渇に伴い各国では丸太の輸出禁止令が施行され、製品化され輸入されるようになった。